今年注目のポジション争いにセッターがある。

昨年、関菜々巳選手が年間通じてレギュラーとして活躍し、土台は出来た。

が、今年の課題はそれを脅かす存在と、セカンドセッター




*背番号順 赤字はネーションズリーグ登録メンバー。
太字は第二次国内合宿参加者  

6.関菜々巳選手(東レアローズ)
7.柴田真果選手(日本バレーボール協会)

8.岩崎こよみ選手(埼玉上尾メディックス)

21.松井珠己選手(デンソーエアリービーズ)

30.中川つかさ選手(NECレッドロケッツ)

32.籾井あき選手(JTマーヴェラス)


今年は5名と早くも絞り込みを行っていて、うち、岩崎選手と籾井選手は第二次国内合宿には参加していない。

岩崎選手は育児の問題もあり、活動はこれからかもしれない。籾井選手は昨年同様、夏以降かもしれない。



ともあれ、現時点では昨年レギュラーの関選手を中心に、昨年のAVCカップにて主将を務め、海外挑戦した柴田選手がステップアップ、昨年のネーションズリーグでは主にリリーバーとして活躍した松井選手、そして東海大学を卒業したばかりの中川つかさ選手。

この4名の争いとなっている。


ただ、ネーションズリーグは第一次ラウンドとなる日本ラウンド、ブラジルラウンド、そしてタイラウンドと転戦し、決勝ラウンド進出ならアメリカラウンドとなる。

日本ラウンドのあと、ブラジルラウンドにて若干の入れ替えがありそう。その後のタイラウンドも踏まえ、帯同メンバーを入れ替えることが想定される。

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この争いが今後、どういう方向に進んでいくのか、まだそれは分からない。

セッターなのでまず、トスワークが最も重要だか、
今年の最重点項目としてサーブがある。


・2022/23V-league(V-1)におけるサーブ効果率の高い全日本選手*


古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)13.1%
岩崎こよみ選手(埼玉上尾メディックス)11.9%
石川真佑選手(東レアローズ)11.0%
入澤まい選手(日立astemoリヴァーレ)9.9%
大川愛海選手(トヨタ車体クインシーズ)9.8%
中元南選手(デンソーエアリービーズ)9.5%
松井珠己選手(デンソーエアリービーズ)9.5%
小川愛里奈選手(東レアローズ)9.1%
林琴奈選手(JTマーヴェラス)8.9%


昨年のV-leagueにて最もサーブが良かったのが岩崎こよみ選手。今回はなしだが、果たしてBチームで活躍するか、それともOQT/ワールドカップに出場するか?


ネーションズリーグ開幕まであと僅か。
まず、日本ラウンド出場メンバー発表に注目だ。